上海YSトレーディング飲食事業部の谷口顧問による連載「上海で起業 100万円で店ができる!」の第3回です。
第3回 「準備、資金等に関して」
さて、前回の続きになります、、。
本契約を終えて、いよいよ開店の準備。
物件が居抜きの状態でしたので、譲渡金の中には基本的に資材や内装、什器備品、冷蔵庫などすべてが含まれるのが普通です。
ただ、自分のやるスタイルと少し違っていたせいもあり多少の必要なもの、逆にいらないものなどがあり、それを全てリストアップし、中古で収まるようなものに関しては全部中古でまかないました。
例えば、冷蔵庫(あまりお勧めしませんが、、)作業台、器、加熱機など、、実は上海で中古というのはほとんどがジャンク商品で日本とは少し違いますし、そこの辺を理解した上で購入された方がいいと思います。
例えば、冷蔵庫や製氷機など、営業中に壊れたら業務に差し支えあるものはなるべく中古は避けた方が賢明です、、。
(後に10日ほどで冷蔵庫が壊れ直しもしてくれませんでした、、)
その他、決めなければいけない事がいっぱいあります、、。
簡単に一般的な流れを説明しますと、、。
1、コンセプトつくり
2、物件市場調査
3、メニュー考案
4、価格設定
5、人材確保(給料体制)
6、仕入れ業者選別
7、什器備品選定
8、内装プラン
9、ユニフォーム選定
10、スタッフオペレーション
11、料理レシピ作成
12、指導
13、その他業務最終確認
以上のような流れになると思います、、。
ただ、これは日本と内容は同じですが、やり方が違います。
詳しくは書けきれませんが上記1~13番まではおそらく最低限の決めなければいけない内容だと思います。
ここに時間をしっかりかけて、一ヶ月以上一生懸命やられる方も多いのですが、、、
ここ上海ではスピード勝負です。
今のコンセプトが2年後、あるいは1年後でさえ通用するかどうかわかりません。
それだけ上海の飲食事情はスピードが速いからです。
日本のシステムなどは、ほとんど役に立ちません。
なぜなら、現場で働いてくれるスタッフは日本のシステムなど知るわけもないし、落とし込みが十分理解できません。
あえて言うなら、管理スタッフ又は責任者は絶対中国人でなければ難しいと考えます。
ここ中国でのシステムや、現地の事、交渉事一つとっても必ず必要だからです。
ただ、これだけ言っても「いや、中国人は、、、」とか、「騙されて、、、だから」とか、、よく聞きます。
私自身も最初来た頃はそう思ってたし、同じ気持ちでしたが、
要は「信頼しても信用するな」という事でしょうか、、、。
管理の問題なんですよ、。
資本の大小に関わらず、上がきちんと下を動かせているかどうか?
ここには言葉では伝えられないさまざまなやり方があると思います。
今回の店でのスタッフは、全部前に一緒に仕事をしてきたスタッフです。
いいところもそうでない所も自分でわかるつもりでしたし、一緒に以前働いていた頃から、共に酒を飲み、家に遊びに行ったり
来たり、共に遊んだり、、、。
それがいいとかではなく、相手の気持ちを理解した上でこっちの気持ちを理解してもらうよう努力するという事。
ある意味、私が思う中国人というのは本当にピュアで素直なんです。
懐に入ろう、入ろうとすると敬遠されてしまいます、、。
でも、別の接し方があるし、彼らや彼女達は本当によく我々をよく見ていますから。
そんな中で、私の場合スタッフがまず決まり、そこから彼らのできるレベルでのメニュー構成、OP,店やスタッフに見合うユニフォーム等を決めていきました、、。
もちろん意見も聞きますが、必ず同行してもらい買い物や、その他の業務や掃除にいたるまで毎日準備を重ね、契約から10日間で開店にこぎつけました。
内装がほとんど居抜きで使えた事、人材確保が比較的簡単だった事、コンセプトは前から考えていた事、スタッフが頑張ってくれた事などが、要因です。
上海威艾思商貿有限公司 飲食事業部 谷口義忠
上海市天山路30号 天山大厦810室
ぶろぐ http://blog.goo.ne.jp/gucti/
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