上海YSトレーディング飲食事業部の谷口顧問による連載「上海で起業 100万円で店ができる!」の第2回です。
第2回 「物件取得~交渉事など」
前回の続きからです、。
コンセプトは、「中国人の方に寿司を安く、現地価格で、出来立てを提供する!」
前回の最後にキーポイントは中国人だと、、、。
今までにもいくつか知人の方に「料理を教えてよ」とか、「開店する時に手伝ってね、」など、、そんな中で中国人の知人に寿司を少しだけ教えたことがあるんです、。
その人は今から思えば、ただ単に技術を盗み、商売目的の為だったんですね。
ある時、道を歩いていたらなんと以前に教えてあげたその中国人が小さな店を開業していて、立ち止まり唖然としてしまいました、、。
そこは本当に小さな店で、10平方米もあるかないくらいの所で無造作にまな板が置かれ、寿司を作り販売しているだけの店なんですが、、自分としては何故か納得できずその場を離れたんですが、、。
数日後、「好久不見!(久しぶり!」と声をかけ、寿司を食べさせて貰ったけど、、全く味が違う、、。
「こんなん、教えてないよ、、」と疑うほど、、正直ひどいものでした、、。
米も、酢も、何もかもが利益追求のための安価な商品を使い、平気で高い値段をとっている事が納得できませんでした。
改めて名刺を渡し、「何かあったら連絡して、」とだけ伝え帰りましたが、なんか気持ちの中でもやもやが残っていましたね、、。
それから数ヶ月経った頃、その方から1本の電話があり、「店を辞めようと思います、、。」
「谷口さん、もしよければやりませんか?」と、、。
理由に関しては、とことん聞きませんでした。
とにかく自分にしてみれば、お金の事やいろんな交渉事などの問題を考えもせず、即答で、「いいよ、」だけ伝え、後のことはあまり深く考えませんでしたね、、。
自分の大事なものが取られ、それを取り返したような、、、そんな気持ちだったからかもしれません。
それから、再度彼に合い、現在の家賃、大家の事、保証金の問題、譲渡金の事。
後は、許可書の問題、ごみの事、今までのデータなど、色々話しました、、。
当初、まだこの飲食事業を山本さんと立ち上げたばかりで、資金的なものがまず一番の問題でした。
いくら小さな店といえ、それ相応の準備資金が要ります。
結局家賃、保証金、譲渡金を含め何回かに渡り交渉に入りました。
日本と違う点は、許可書の問題です。
日本の場合ですと、保険所への書類提出と一回だけチェックに見に来られ問題がなければOKで、後は個人経営の場合も含め、税務署への書類提出だけで終わります。
ただ、少しややこしいのはこの許可書の問題です。
営業許可は店に与えるもの、ただ上記のような日本と同じようにはいきません。
いろんな窓口があり、すべてクリアーにしないと完璧な許可書とはいえません。
詳しくは書きませんが、その辺を見落としてしまい今まで何人もの方が中国で、開店できないとか、騙されたりするケースもあります。
一番大事なことは、その場所が営業許可が取れるかどうかという事。
当たり前の事ですが、これがここ上海では平気で営業できない物件を紹介し、仲介する業者が後を絶たないのでひどい話です、、。
また、立ち退きが決まっている物件に関しても平気で紹介する方もいます。
話がそれましたが、この際の交渉の時にまず知っている人間、であるという事。
または、共通の友人がいるという事。これは大きく変わります。
中国人というのは案外、知らない人間にはとことん被せようと考えます。特に商売がらみになると、。
ただ、知り合いであったり、共通の故郷、または共通の知人がいたりすると少し変わってくるので不思議です。
今回は、共通の友人がいた事、それと大家さんに関しては以前、自分の部下だった子が大家さんの店を手伝った事があったせいか、無茶苦茶な金額であったり、騙しなどという事はなかったように思います。
最終の交渉は、現在の私のパートナーでもあり、社長の山本さんに御手伝いして頂き本契約になりました。
現在、上海の店舗物件は未だ少し上がり気味です。
いい物件はすぐに決められてしまい、情報さえもなかなか入ってきません。
日系の不動産ではとてもいい物件は見込めないでしょう、、。
それは何故か?
ここは中国であり、上海です。当然いい物件の情報は中国人、上海人にまず流れます。
ですから、いい物件はなかなか我々のとこにまでは届いてこないのが現状です。
それでも安全にいい物件を探すのは、本当に大変な事なんだと思います。
次回へ、、。
上海威艾思商貿有限公司 飲食事業部 谷口義忠
上海市天山路30号 天山大厦810室
ぶろぐ http://blog.goo.ne.jp/gucti/
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